ネットで
ダウンウェアが修理できるお店を探して
organic cleaning MEIJIYAに
ご来店が増えております。
今回のご依頼品は
昨年、前側のポケット付近の生地を破って
『かけつぎ』したダウンのお客様です。
かけつぎした時の記事はコチラ。
ウール地のモンクレールだったこと、またかなり目立つ前側の生地が破れたこと。このことからかけつぎいたしました。
今回は
袖口がかなり擦り切れて破れていたので
修理したいとのこと。
before
かなり、生地の脱落が目立っていました。
これ以上、傷むと、修理できなくなる可能性があるので、すぐ食い止めたい。
通常、
こうなると、袖口全部一周生地をパイピングすることが多いのですが、
なんせ、相手は
モンクレール
そんなパイピング修理したら
私は、ブランドイメージがなくなり
モンク、言っちゃいます。
そう、やっぱり
雰囲気に合わないパイピングとなりがちで
ダサくなるのです。
そのくらい
モンクレールのダウンの生地、素材、雰囲気は
独特。
幸いまだ、袖口でも内側で着用すると分かりづらい場所。
なんとかパイピング以外で、
かっこいい印象、ブランドイメージを損なわないやり方を考えたい。
ということで、
今回は
似た生地を調達し、
破れた5ミリ程度までの破れ15箇所程度
両袖の大きな破れ5センチくらいのところにあう大きさの生地を当て、
手縫いで、針で押さえて縫い。
点で押さえていくので、縫い糸は表に解らないように。
また、
ゴムなので、足した生地は
自然に見えるようにジャバラを作りながら
縫い込みました。
before
after
今着ている真っ最中のダウン
なるべく早く欲しいというお客様のご希望にそえるよう、
生地探し2日。
今回は5件ほど周りました。
作業時間1時間程度。
これが、精一杯でした。
after
修理とは
その洋服の着方から
状態が何一つ同じものがありません。
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